地盤って気にしてますか?

2018年07月12日

こんにちは。ワカマツです。 

先日、異業種交流会にて名刺交換させていただいた方の会社訪問と現場見学にいってきました。 

見てきたのはこれです! 

配置されたD-box

いったいなんぞや?ってことですが、家や建物を建てるうえでとても大事なものになります。 

マイホームや商業施設を建てるうえで地盤は災害などに大きく影響する大事な部分です。 
軟弱地盤に建築する際など地盤計算を行ったうえで、強度が足りない場合には補強工事が必要となっています。 

一般的な補強としては杭を地盤に打ち込んで、補強する方法(柱状改良)が現在は実績もあり多く採用されています。
ただ、杭を打ち込む場合、杭を打ち込む深さにより杭の密度、杭の長さが補強費用になって施工費に影響してきます。
また、遠い将来、杭を取り除く際には除去費用も掛かってくるかもしれません。 


ご紹介いただいた地盤補強の方法は「D BOX」という工法です。テレビ番組「夢の扉」で紹介された知ってる人は知っている工法です。 

TBS「夢の扉+」11月4日 #78「魔法の土のうで振動 騒音 液状化ゼロ!」
D-BOX 工法の概要

「D-BOX」自体は工事現場でよくみるゴミを入れるフレコンバッグのようなものです。 
素材はペットボトル素材で変性につよく、土の中に設置した場合約300年の耐久性があるとのことでした。 

仕組みはとてもシンプルで約1m四方の「D-BOX」に砂利や土などをいれて、床掘した場所に設置・転圧するだけです。 
とてもシンプルな構造ですが、軟弱地盤にもそのまま設置しても大丈夫な優れものです。 


「D-BOX」の地盤補強のしくみはオレンジ色の布地に白色の帯がついており、帯は真ん中の吊り輪(クレーンで持ち運びできます)につながっています。 
この白色の帯の配置と砂利を受け止めるオレンジの布地が計算されていて、吊り輪で持ち上げてもよれたり、型崩れをおこしません。 

また、「D-BOX」は編み込みの布地なので、水分を通過する性質があり、地中の水分を自由に吐き出すことができるので、まわりと一体化し不陸沈下を起こさないとのことでした。(全体では若干の沈下はあるそうですが、接地面全体で沈下するので、家が傾いたりすることは起きないとのこと) 

また将来にわたって撤去が必要になった場合にも、D-BOXだけ取り除けば基本的に砂利が残るだけですから、環境にもやさしい工法になります。 

等間隔に配置されたD-BOX 

D-box転圧工事の風景
2m以内の土壁をつくりD-boxを配置
炎天下の中のD-boxの測量シーン

最近では全国的にも大雨による土地被害、地震による液状化がよく報告されるようになっており、軟弱地盤の多い熊本では今後大きく活躍の場を広げる工法だと思いました。 

気になる費用ですが、設置場所にもよるそうですが既存の工法よりも安くなるそうです。 
軟弱地盤に家を建てたい方は建築会社様にこの地盤改良のD BOX工法を利用したいと提案されてもいいかと思います。 

一生に一度のマイホームです。将来にわたって安心して住みたいですよね。 
この工法にご興味がありましたら、お気軽に弊社までお問合せください。 

弊社をご利用でない方も施工業者様をご紹介させていただきます。 
紹介費用は一切かかりませんので、安心してお尋ねください。 

電話 0120-987-320 ワカマツまで お気軽にお問合せください。


夏もまっさかりの暑さになってきました。 
水分、塩分補強でこの夏を乗り切りましょう!

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